- 当院の医師が、愛媛県C型肝炎フォーラムに参加しました。
- C型肝炎の新しい治療薬は、ジェノタイプに関わらず、8週間の標準治療で高率にウイルス排除をすることが出来るようになりました。
- 以下、日本肝臓学会ガイドラインより抜粋。
- この新規薬剤、および既存の各種IFNフリー経口抗ウイルス薬の有効性・安全性は極めて高く、初回治療例・既治療例ともにほぼ100%の症例でHCVの排除が可能となっています。ダクラタスビル+アスナプレビル併用治療の不成功例に対しても一定の有効性が得られることが明らかになりました。また、今まで大きな問題となっていた、IFNフリー治療によるHCVの排除後にIFN治療と同程度の発癌抑止効果が得られるかという問題についても、最近肯定的な報告が増えつつあります。
C型肝炎に対する抗ウイルス治療においてIFNフリー治療を行うことを原則とし、IFNフリーDAA治療不成功例における多剤耐性獲得などの特殊な場合を除いてIFNベースの治療は推奨しないことになりました。
また、DAA治療不成功例への2回目以降のDAA再治療にあたっては、肝臓専門医が治療適応・方針を決定し薬剤を選択することを推奨しています。
- 引用)日本肝臓学会ガイドラインより一部抜粋
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