くしゃみ、目の痒みの患者さんが多くなりました。
現在はスギ花粉、これからヒノキ、その後カヤ類などの花粉が多くなります。
さて、花粉症の症状はいつまで続くのでしょう。 花粉の種類は多く、地域性もあります。人によって反応するアレルゲンが異なりますので、症状が出るタイミングなどを観察する必要があります。 一般的にスギは4月上旬から中旬、 ヒノキは5月上旬から中旬、 カヤ類は6月梅雨入りまでです。
症状に応じて、点鼻薬、点眼薬を併用しながら、個々に応じた飲み薬で症状を緩和ことができますので、ご相談ください。
第一世代の薬は抗ヒスタミン作用は強い反面、眠気やめまいなどの中枢神経系の副作用と、口渇・便秘・尿閉などの抗コリン作用の副作用が問題となります。
第二世代の薬は血液脳関門を通過しにくいため、中枢神経系の副作用が少なく、また抗コリン作用が少ないのが特徴です。
眠気を起こしにくい抗アレルギー薬は2種類あり、中でもフェキソフェナジンに比較して、ビラスチンは脳内への薬物移行がきわめて少なく、効果の高い強い薬となっております。
服用方法は
「1回20mg(1錠)を1日1回空腹時」
服用の際に注意が必要な薬
・エリスロマイシン
・ジルチアゼム
眠気の少ない抗アレルギー薬で、きっちり花粉症を抑えたい方はご相談ください。