松山赤十字病院で行われた、循環器トータルケアについてのイブニングセミナーに参加しました。最新のカテーテル治療、ステントグラフト治療、新病院における心臓リハビリについての講演が行われました。
カテーテル治療についての病変に応じた各種デバイス選択や、肺静脈起源心房細動に対してのアブレーション治療、Cryoballon を用いた肺静脈凍結療法等が提示されました。
心房細動に対するCryobllon PVIについてはその安全性と有用性に大きな期待が出来る治療であり、さらに今後はレーザーバルーンが導入予定とのことでした。
心房細動は高齢者で日常的に診療される疾患であり、数種類の薬物治療にて治療が行われています。肺静脈起源心房細動についてカテーテル治療選択肢を提示することで、多剤薬剤のリダクションと合併症の低下に寄与すると考えました。